独学といえばテキスト選びですが、エクステリアプランナーのテキストは迷わないですね。
なぜなら教材は限られてます。日本エクステリア建設業協会が発行している以下の教材です。
・エクステリアプランナーハンドブック (3,500円+税)
・1級エクステリアプランナー 本試験問題と解説(3,000円+税)
それでは勉強方法です。
学科試験
私は学科を2019年に受験しました。
問題集は3回通しで解けば、まず大丈夫です。
チェックボックスも3回分あります。
私は1回通しで大丈夫でした。(一級建築士の受験で散々学科の勉強しましたし、住宅設計の仕事をしてましたので、エクステリアプランナーの学科問題は新たに覚える必要が殆どなかったです。)
ちなみに私の過去問の採点結果は以下の通りです。
21/50点 平成26年試験問題
27/50点 平成27年試験問題
31/50点 平成28年試験問題
32/50点 平成29年試験問題
26/50点 平成30年試験問題
比較参考にして下さい。
6割以上が合格なので、5回中2回が合格ラインです。(なんだかんだ3回は不合格ラインですね・・・)
平成26年から解き始めて、点数上がってきたから安心してたのですが最後に平成30年の問題で30点切りました。
時間が取れず、同じ日に連続で2年分の問題を解いたり、1問1分もかけずにテンポよく問題を解いたので、しっかり考えて解いたら点数は上がると思ってはいました。間違えた部分はテキストで確認しましたし。
学科勉強方法
0から勉強される方も3回通しで勉強すれば学科は問題ないはずです。
参考書はボリュームがあるので、問題集からやりましょう。(この参考書全部に目を通さないと進めないと思っている方は・・・合格の時期が遠のきますね・・・)
全ての試験問題に共通すると思いますが、学科は問題集を解き、わからなかったら参考書を見る。
この方法が一番効率的です。(資格試験に最低限の労力で合格する為にはです。)
特にエクステリアプランナーハンドブックはボリュームが多いので、合格ラインを超える為の勉強であれば、全部覚える必要はないです。
問題集でわからなかったところを理解するためだけに使いましょう。
実地試験
実地試験は2019年と令和2年の試験を受けました。
2019年の試験は落ちてます・・・。
仕事が忙しい時期と重なり仕事優先して、なんか勉強しなくても合格しそうな気がして、やらなかったです。
結果、作図の時間が足りませんでした。
せめて1回は通しで時間配分を確認しないとダメですね。
実地試験って、なんか解けそうな気がして舐めてしまいがちな人も多いと思います。
令和2年の試験も、仕事がちょうど忙しい時期で、前年と同じ過ちを犯してしまいそうだったので、時間配分だけ気を付けて試験に挑み何とか合格した感じです。(手応え的には、自分的には描いてない部分もあり、作図も雑だったので、自信なかったですけど、採点甘いのかな。)
では、実地の勉強方法紹介します。
植栽リスト
好きな樹種をあらかじめ丸暗記しましょう。
常葉樹と落葉樹を5種類ずつくらい覚えたら十分です。
断面図
過去問を真似て模写しましょう。
基本暗記です。白紙の紙に0から自分で思いついた断面を描けるようにしておきましょう。
試験では高さ調整が必要なので、どの部分の寸法を変更して調整するかを決めておきましょう。
仕上げはシンプルでかまいません。覚えやすい仕上げを決めて、覚える内容を絞りましょう。
立面図
こちらも過去問の模写ですね。
設計GLの設定と基準線の整合性を合わせられるようにする。
寸法線のおさえる位置を確認する。
門扉と駐車空間扉は綺麗に描けるように多めに練習する。(結構目立つので、この部分が綺麗だと印象がよくなると思い、そう努めました。)
プラン
過去問を解いてみる。(時間がないときは、ゾーニングだけでも可。作図は雑にプランの考え方を確認する感じで20分程度時間をかけてラフに解いてました。)
通路、ステップなど必要最低限の寸法を覚えておく。
仕上げも簡単に描画出来そうなものをピックアップして覚える。
引き出し線の文言は丸暗記して、使う部材を決めておく。
作図の綺麗さはそこまで求められてないと思うので(私が結構雑に作図して合格してるので)
求められた内容をなるべく漏れないように記載することに努めましょう。
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