・シンプルな外観の家 作り込み過ぎない2階建住宅(30.06坪)

住宅(外観と間取り)

2階建てで30.06坪のプランです。
●敷地

北側前面道路

間口13m 奥行15.5m 201.5㎡(60.95坪)

駐車スペースは3台+1台(アプローチ部分)の4台分です。

1台あたり幅2.7m奥行5.4m程度で想定しています。

●外観
外観図の外壁黒色部分はガルバリウム鋼板で、茶色い部分は木目調サイディングのイメージです。
軒の出(屋根の外壁から出ている長さ)を短くすることで、箱型の印象を持たせた外観になっています。
ただし、屋根には日よけや雨の進入、外壁の劣化を守ってくれることが期待できますので、その辺も考慮した上で採用するか検討しましょう。

屋根は2階部分が片流れ屋根、下屋(1階部分)が切妻屋根となっています。
片流れ屋根は北から南に向かって下がっているので、太陽光発電のソーラーパネルを設置するのに適しています。

玄関扉の手前スペースは奥行が910㎜凹んでいるので雨に濡れにくくなっています。
もう少し奥行が欲しいときは庇をつけましょう。

エアコンの室外機は北側の道路からなるべく目立たない位置に配置と言いたいところですが、1階屋根の上に室外機が乗っているのが見えてしまいます。
(配管伸ばせば裏手に持っていけないこともないですが、間取りで調整したいものですね・・・)

●内部
玄関に入って横長の土間スペースが広がります。
奥側にSIC(シューズインクローク)があり、土間が繋がっているのでベビーカーや、砂の付いたおもちゃなどもこちらで収納出来ます。
SICとありますが、靴以外にもコートや、キャンプ道具、サッカーボールなど、部屋まで上げたくないものを沢山収納できるスペースになっています。

玄関からSIC部分が見えているのが嫌な場合は、建具やロールスクリーンを設けても良いですし、空間としてやんわりと別けたい場合は下がり壁を玄関とSICの境界部分に設置すると良いです。
アーチ系の下がり壁にすると少し可愛い雰囲気になります。

玄関から2つの動線があります。SICを抜けて水廻りに繋がる動線と、直接リビングに入る動線です。
水廻りがまとまっているので、帰宅して他の部屋に行くことなく、洗面で手を洗い、脱衣室で服を脱ぐことが出来ます。

また、水廻りが1か所にまとまっているので家事がやりやすいかと思います。

LDK17.5帖に畳スペース3帖が接しています。

洗面台は間口が1.69mありかなり広いです。洗面ボウルを2つ置くことも出来ます。

脱衣室が2帖あり0.5帖分の洗濯機置場がついています。

室内干しは脱衣室でも出来ますし、2階の階段と廊下部分の上部に干すことも出来ます。
最近はベランダを設置することが少なくなりました。
コスト削減が一番の理由ですが、室内干しの方が増えたため、あえて掃除が面倒なベランダを設けないという選択肢が増えてきています。
ベランダで布団が干したいという強い要望がなければ、外観を作りこむこと以外であえてベランダを提案することもなくなりました。
布団もベランダ以外で干すことできます.

寝室は4.5帖と小さめですが、WIC(ウォークインクローゼット)3帖とクローゼット1帖ついてます。

子供部屋は6帖にクローゼット部分が含まれています。

間仕切り壁を2室の子供部屋に先に若しくは後から設けることが出来ますので、ライフスタイルの変更に応じて対応出来ます。

クローゼットに建具をつけても良いのですが、予算削減といちいち開閉するのが面倒ということと、スペース確保という観点から設けないことが多くなりました。

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