変形狭小地に建つ2階建住宅

住宅(外観と間取り)

32.3坪の2階建て住宅です。

●敷地

西側前面道路

敷地が不整形の土地で、駐車台数は1台です。

●外観

小学校が近くにあり、狭い道の割には人通りも車も通る場所でしたので、ウッドフェンスを設け目隠しとし、窓も目線が気にならないような配置としています。

外観図黒色部分はガルバリウム鋼板、外観図白色部分はは吹付塗装コテ仕上げ。(東側出っ張りの白い部分はサイディングでも可)

屋根は南方向片流れなので、太陽光ソーラーパネルを沢山設置出来ます。

●内部

玄関ドア前のポーチ部分は910㎜入り込んでいて、その先から屋根が伸びているので、雨で直接濡れにくくなっています。

玄関に入って右手にトイレ左手にSIC(シューズインクローク)があります。

トイレが玄関にあるので来客時にあまりプライベートな空間まで人を入れなくて済みます。

SICを抜けるとパントリーと冷蔵庫があり、買い物から帰って直ぐに食材などを片付けられる動線となっています。

LDKには書斎とタタミスペースが隣接しており、上部吹き抜けで2階のホール部分まで空間が繋がっているので、開放感が期待できます。

建物の南東側は隣地境界線に近く、また隣地の建物も高さがあるので、2階北側のホールに窓を設けることで日中の明るさ確保と目線の抜けを確保しています。

通常まどは南側や東側に設けることが多いのですが、北側の窓はそれ以外の方位に比べると強い光は望めないけれど、安定した均一な明るさを得ることが出来るので、プランによっては生きてきます。

洗面脱衣室は4帖のスペースにプラス収納が0.5帖分あり、かなり広いです。

洗面台の幅は2.7m程度あり、作業台と兼用しても余裕がある幅です。

2階には子供部屋が2室と寝室にWIC(ウォークインクローゼット)があり、寝室にはベランダが繋がっており、喫煙をする場所として利用されます。

ホールを2箇所設けることで、無駄があるようにも感じますが、1階へもこのホールは影響を与えており、贅沢な空間を演出するうえで役立っています。

●ちなみに

ウッドデッキはかなり広いです。外に出ることがないなら植栽などを配置しても良いです。

リビングのエアコン室外機はタタミスペースの押入南側に設置して、配管は収納上部を抜く計画です。

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